from Press コラム

2007.08.27
LOVE -the belgian way-
幻想的な空間演出でメイン会場の『ギャラリー・トゥモローランド』がアートしています。
モデルにコーディネートの着せこみをしているのがデザイナーのジャンポール・ノット氏。
広尾にあるメイン会場のギャラリー・トゥモローランドの外壁もアーティストのペイントにより表現されています。
プレスパーティーでは、MARIE WARNANTによるライブパフォーマンスも開催されました。
総勢15名のモデルが登場。現在の展示会期中は、全てのコーディネートを宙吊りトルソーにて表現しています。
風になびくトルソーは、また一味違った表現でとても美しいです。
会場の様々な場所にはメッセージが記されています。シンプルでベーシック、クラシックでエレガント。
美しさの本質は、そんななかにあるのかもしれません。
プロジェクターで投影されているのはパリのオペラ座界隈で撮影されたKNOTT GALERIE VIEのコレクションフォト。3次元と2次元が交錯します。
背景にあるのはCOEZ CATHYによる「COSMIC LOVE」。LOVEという概念を具現化した作品。
トゥモローランド本社ショーウィンドウのディスプレイも彼女が手掛けています。
日常の中にあるモード感を表現したKNOTT GALERIE VIEの洋服と、ストイックなまでに洗練された表現のベルギー13アーティストが出会うこの空間は、まさに生活のギャラリーです。
ベルギーという国にどのようなイメージをお持ちでしょうか?
多くの人は「ベルギービール」や「ベルギーワッフル」「ベルギーチョコレート」などの食べ物を思い浮かべるのではないでしょうか?少なからず私もその単語を思い浮かべた1人です。いくつかの公用語を持つこの国は、それらの名だたる名産品以外にも素晴らしいものを生み出しています。

その1つが「アート」です。
ファッション・アートに関してはご近所であるフランス、花の都パリが有名ですが近代ファッションにおける最重要エリアであるベルギーも素晴らしい才能を持つ様々なジャンルのアーティストを多数輩出しています。
パリの華やかさとはまた違う、ストイックでシンプルで力強い表現のアートがこの国の特徴といえるのではないでしょうか。私も何度かベルギーに足を運ぶうちにそのストイックなまでに美を追求する「アートへの探究心」に心地良さを覚えました。

今回のエキシビションはKNOTT GALERIE VIEのデザイナーであるジャンポール・ノット氏のディレクションのもと開催されています。勿論、彼もベルギーの生み出した類稀なる才能の持ち主の1人です。ブリュッセルにある彼のアトリエではBLOCK KNOTT GALLERYというアートイベントを開催しており、今回の参加アーティストもほとんどがそのイベントの参加者で構成されています。彼らの日常のなかでは、とても自然にファッションとアートがすぐそばにあり、お互いがお互いに影響を与えています。その感覚を表現したのが今回のLOVE -the belgian way-です。

メイン会場「ギャラリー・トゥモローランド」(広尾)を始め、Maison GALERIE VIE(青山)、トゥモローランド 渋谷店、トゥモローランド 恵比寿三越店、ギャルリー・ヴィー 恵比寿三越店、トゥモローランド 本社ショーウィンドウ(恵比寿)の6会場を13人のベルジャンアーティストたちが美しく彩ります。(8月22日(水)〜9月3日(月)期間限定開催)

PHOTO:相澤 裕明