from Press コラム
街を歩くと、いろいろな形のデザインやアート、文字に目がいってしまいます。ネオンサインやポスター、オブジェなど、時々職業病?と感じてしまうことも...
カフェやレストランで食事をする時でも、メニューやお砂糖のパッケージ、コースターなどを「じぃーっと」見て、そのお店のセンスや雰囲気などを感じ取るのが私の習慣でもあります。
視覚的に人に訴えかける「デザイン」は必要不可欠で、一番効果的な手段であると思います。
特にフードのパッケージデザインは、デザインによってその中身への想像をかきたてたり、手に取りたくなるようなデザインにすることによってそのアイテム自体が宣伝できるという商品にとっての最大の武器になる大切なところ。
そのモノ自身をダイレクトに言葉やデザインで表現するものもあれば、そこにユーモアや意外性をつけ加えて、受け取り側の想像力をかき立てたり、期待をいい意味で裏切ったり...
食べてみたいな!コレは何だろう??という興味を引き出すのも、デザインのセンスにかかってきます。人がテーブルに並んだ時に美味しそうな顔が想像できるもの、また食べたくなるような色合いがキーとなります。
最近では、モダンなデザインも増えて中身よりデザインの方に手がこんでいたり、封を開けた時のギャップがあるモノも少なくはありません。
私としては「くすっ」と笑えるようなミスプリント的な印刷や、キッチュなキャッチコピーのあるものが作る前、食べる前から楽しくなれるようでつい手にとってしまいます。
デザインの持つ力を、日々の中で利用するスーパーやデリカテッセンで買い物をしていてもひしひし感じる今日この頃です。
もちろん受け取り側は10人いれば様々ですが、その全ての人たちがそのデザインを手にした時、何かメッセージを感じて、そこに「幸せ・歓び・楽しさ・興味」など心温まる気持ちが生まれるのが一番いいことなのではと思います。
私もいろいろな意味でお客さまが手に取るモノ作りをしています。「ホッ」と笑みがでるような、そんなモノを生み出してきたいです。
パスタが「コイン」の形という、食卓に並んだ時に笑顔が出てくるような遊び心を感じさせるモノ(右)。