from Press コラム
2009.02.12
GAZIANO&GIRLING
[ GAZIANO & GIRLING ]
トニー・ガジアーノとディーン・ガーリング。
ふたりの靴職人が引き起こす化学反応に
世界中が大注目しています。
先日、トゥモローランド 丸の内店にてガジアーノ&ガーリングのパーソナルオーダー会が開催されました。
デザイナー兼職人のおふたりが来日され、フィッティングはもちろんモデルや素材選びまで自らお客様をご案内。大盛況のうちに幕を閉じました。
来日中おふたりに少しお話を伺うことができましたのでご紹介します。
杉山(以下、S):シューズ業界において話題の革命児、レディメイド靴の中で最高峰ではと名高きおふたりですが、なぜシューズ職人を目指したのですか?
ディーン・ガーリング氏(以下、D):同じ靴職人である父の影響ですね。
寝ても冷めても靴に囲まれていました。
S:囲まれていたといっても多感な思春期に、少し反抗したり違う道を目指そうと思ったりしなかったのですか?
D:なかったです。それが自然なことでしたから。
トニー・ガジアーノ氏(以下、T):私も同じく。
でも20歳くらいまではよくナイトクラブに行って遊んでたかな(笑)
S:少し安心しました(笑)
S:おふたりにとって靴作りとは何ですか。
T&D:ひとことで“ビスポーク”。
その人の人生に沿ったその人のためだけの一点モノを作ること。
万人に受ける、万人に合うデザインやフィッティングに合わせるとどうしても大ざっぱになってしまいます。
S:なるほど。
でもおふたりはレディメイドラインも数多く手掛けていますよね?
T&D:より多くの方に履いていただきたいです。例えば、ご年配の紳士からモダンな若者まで僕らのシューズを履いて欲しいと思うから。
でも日々モノづくりをする上で“その人のためだけの最高の一足を作る”ビスポーク的な感覚やその要素(細かなディテール)をどこまでレディメイドラインに落とし込めるか限界までチャレンジしていますよ。
S:その思いは今回のオーダー会で十分垣間見ることができました。
パターンオーダーでお客様ひとりひとりの足型を取られるデザイナーさんを見たのは初めてです!
まるでビスポークかと思いました。
T:あれは、パターンオーダーとはいえひとりひとりの足は違うから、微妙に調整しながら仕上げるために必要不可欠なんです。
S:素晴らしいです。これからもファンでいさせてください。
本当に今日はおふたりにお会いできて光栄でした。ありがとうございました。
ところでこの後のご予定は?
T:ホテルのプールでスイミング!疲れたときのリフレッシュはこれが一番です。
S:どこまでストイックなんですかっ!
大らかでいながら情熱的、時折少年のような笑顔を見せるおふたりのこだわりや美意識に触れ改めて「ガジアーノ&ガーリング」の魅力に惹き込まれました。
「ガジアーノ&ガーリング」の商品はトゥモローランドのショップにてご購入いただけます。
あなたのワードローブに取り入れてみてはいかがでしょうか。
〈about... GAZIANO&GIRLING〉
Tony Gaziano氏とDean Girling氏により2006年に創業。
稀代のラストメーカーであり、シューデザイナーのTony Gaziano氏の才能がいかんなく発揮されたラストシルエットと、ビスポークシューメーカーでその名を知らない者は居ない職人Dean Girling氏の頑なまでのモノ作りへの拘りが融合したその靴は、既製靴史上最高峰と言っても過言ではない。
Tony Gaziano
建築を学んだ後、シューズデザイナー・モデリストとして「チーニー」「ポール・スミス」「ジェフリー・ウエストン」などで活躍。
その後、「エドワード・グリーン」にて前社長のジョン・フルスティック氏とともにデザインとラストメイキングで辣腕を振るい、現在のエドワード・グリーンの隆盛に貢献。
ロンドン一、イギリス一とも言われるビスポークシューメーカー、「ジョージ・クレバリー」にてビスポークの靴作りを修める。
その後、「エドワード・グリーン」の現社長の要請を受け、復帰。
ビスポーク部門を設立するもディーン・ガーリング氏の誘いを受け独立。
Dean Girling
「ジョン・ロブ」のレイモンド・クック氏のもとでシューズメイキングを学び、「ジョン・ロブ」「ジョージ・クレバリー」「エドワード・グリーン」のビスポークアウトワーカーとして活躍。
彼からトニー・ガジアーノ氏へかけた1本の電話から「GAZIANO&GIRLING」がスタート。