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"エンブロイダリー"
あんなに熱かった北京オリンピックも終わり、朝夕の風も心なしか涼しさを感じさせる9月になりました。 オリンピックといえば、ファッション好きにとって忘れられない一本の映画があります。 “炎のランナー(原題:Chariots of Fire)”1981年公開のイギリス映画で、第54回アカデミー賞作品賞受賞作です。1924年に開催されたパリ オリンピックの陸上競技に出場した2人のイギリス人と、彼らを取り巻くコーチやチームメイトたちの群像を、象徴的な音楽と格調高いスクリ‐ンプレイ、すばらしい衣装で表現した印象的な映画でした。 舞台となった1920年代は第一次世界大戦が終わり、メンズファッション、ことにブリティッシュスタイルのひとつの頂点を極めた時代でした。 現代に伝わるトラディショナルなアイテム、トリムド・スクールブレザー、ハリスツイードジャケット、クリケットセーター、ホワイトバックス、ホリゾンタルタイ、ストローボーター(ハット)、クラブエンブレム・・・・ これらすべてがこの作品の中で使われており、スクリーンの中でみごとな着こなしの俳優たちと出会うことができます。 この秋のファッションのひとつのキーワード、“ブリティシュテイスト”をリアルに感じられるお薦め作品です。
- Model Styling -
トゥモローランド渋谷店では1点もののビンテージ“エンブロイダリー(エンブレム)”を販売しています。(詳しくはfrom SHOP8月7日(木)up dateをご参照ください)
書き込みのある台紙を見ると、1920年代の日付のサインが多くあり、どうやらそのころサンプルをベースに顧客たちからオーダーを受けていたのであろう様子が伺えます。 ただなぜか、どのエンブロイダリーもオーダーの日付はランダムで、毎年同じ時期に決まってということがないのです。集中してオーダーが入っているものもあれば、数年間隔があいているものもあります。そもそも誰がオーダーしたのか?...どこかの陸軍連隊?もしくは由緒ある同好のクラブのチームオーダーだったのか?...何につけられたのだろうか?もっと凝ったデザインにといった注文も入ったのでは?... これらのエンブロイダリーたちを見ていると様々な想像が湧いてきます。
お気に入りのニットやブレザーに着けるのも好し、味のあるフォトフレームに収めて眺めながらシングルモルト・スコッチ片手に推理を巡らすのも好し。
秋のブリティッシュスタイル、夜長を楽しむための逸品としても楽しんでいただけるのでは・・・。
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