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"New Standard"
昨年から続く「不況の風」の中、先日ようやく“春一番”が吹き抜け、春の足音が近づいてきました。 コートは冬のアイテムと思う方も多いのですが、これからの季節は、軽快に羽織ることのできるスプリングコートが活躍します。 名画の中からも数々のコートの着こなしが現代に語り継がれていて、今のファッションにも大きな影響を与えていますね。 過去にはハンフリー・ボガードが映画「カサブランカ」の中でトレンチコートの衿を半分立たせ、前身を緩やかに合わせ、あえてバックルを通さずにベルトを結んだ着こなし方は、「ハードボイルド」の言葉とともに話題を呼びました。 また映画「ブリット」でサンフランシスコを舞台に刑事役を演じたスティーブン・マックィーンもタートルネックニットやツイードジャケット、グレーのウールパンツなど、コーディネートはいたってベーシックなのですが、合わせたステンカラーコートがなぜかカッコいい。
やはり、その「着こなし方」でエレガンスや魅力が引き出されているのですね。
- Model Styling -
昨年はプレッピーやアイビーが一大トレンドとなり、「紺ブレ」スタイルがファッションを賑わせたのは記憶に新しいと思いますが、それに代わる今年のオススメが「シャツコート」です。 軽く薄いコットンサテンを使用したベルテッドのステンカラーコートは、シャツのように袖を捲くり上げて軽快に着こなしたい。 インナーは、シャツ、カーディガン、デニム、ローファーといったアイビーをベースとしていますが、それぞれのアイテムに今年らしさを加えています。 自分流にこだわるエスプリの効いたスタイルは、「ハードボイルド」というよりも、さながらフランス映画の「ジャック・タチ」といった気分でしょうか。
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