2020.06.17 / FOCUS

MARIHA SPECIAL INTERVIEW

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エレガントなドレスを提案する〈MARIHA〉と〈TOMORROWLAND〉がコラボレーション。
デザイナーのMarie Westonさんとバイヤーの大城琴美との対談で、そのアイテムの魅力をお伝えします。



Marie Weston color MARIHA Designer
Marie Weston 


「花鳥風月」をテーマにしたブランド、MARIHAのクリエイティブディレクター兼デザイナー。日本人としての美意識を大切に、パリを拠点にしながらインターナショナルに創作活動を行っている。タイムレスでエレガントなジュエリーコレクションと、色彩豊かなドレスコレクションを展開している。
@mariha_official



INTERVIEW

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ージュエリーから始まった〈MARIHA〉で、ドレスを発表するようになった背景から教えてください。

Marie Westonさん(以下M):ジュエリー制作のために、世界各地へ行くことが多かったんです。出張時に、日本から持っていく服だと現地のムードに合わなくて。そこで、着心地も良く華やかで、ホテルでの打ち合わせにも対応して、気候の変化にも対応できるようなドレスをデザインしたいと思いました。自分用に制作したドレスを展示会で飾っていたら、バイヤーさんが「欲しい」と言ってくださって。スタイリストやエディターなど、影響力のある方々が次々と買ってくださったということもあり、とても反響がありました。また、その後、実際にお店で扱いたいと言って下さった取引先のお声にお応えする形で、本格的にドレスを提案することにしたんですよ。ブランドとして、洋服も始めたことによって、トータルで世界観を表現できるようになりました。

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大城琴美(以下O):〈MARIHA〉のドレスは、肌見せのバランスも絶妙ですよね。

M:胸元が大胆に開いていて、下着が見えてしまわないよう、ちょうど良いところで生地が重なるカシュクールタイプなど、ディテールも工夫していますね。あとは、顔まわりが綺麗に見えて、ジュエリーが映えるバランスも意識しています。インポートのものだと裏地がなかったりしますが、〈MARIHA〉のドレスは裏地をつけて、透け感があまりないように配慮しています。1枚着るだけで完成するので、現代の忙しい女性のライフスタイルにぴったりですよね。

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ー大城さんは、〈MARIHA〉のどんな点に魅了されていますか?

O:Marieさんの美意識がたくさん詰まっているところ。そして、エレガントだけど、リラックスした気持ちでも着られるのもいいですよね。ドレス1枚で様になるし、ジュエリーを工夫すると、より自分らしいバランスが見出せる。海外を色々見ているMarieさんだからこそ、日本人の良いところを引き立たてられるのかなと思いました。

M:嬉しいです。ありがとうございます。

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ー〈MARIHA〉は、胸元のカットや裏地など、細部にさりげない配慮があって、そういう点が日本人らしくて素敵ですよね。

M:すごく細かい話なんですが、ほかにも、脇や背中がすごく開いた服は、抵抗がある方も多いと思うんです。最近はそれを上手く着こなせる人も増えているけれど、日本人女性ならではの、奥ゆかしさや上品さみたいなものは大切にしたいなと。たとえば、二の腕を出したくない方のために、普通の半袖ではなく、ふわっと肩を隠してくれるデザインにしたりとか。リゾートドレスともよく言われますが、タウンユースでも着られるようにと考えて作っています。

ー別注アイテムでは、柄にも秘密があるんですよね?

O:今季のコレクションの色を変えたり、アーカイブの柄を拡大させたりしています。
M:ブルーのドレスは、もともとピンク系の柔らかいトーンだったんですが、この色にしたことでまた違った華やかさのある表情になりましたね。
O:ベージュピンクの柄は、もともとモノトーン系の色合いだったものをこの色に。
エレガントのなかに、ほどよくスパイスがあるものを探しにくるお客さんが多いので、そのあたりを意識しています。〈TOMORROWLAND〉にとって、トラッドも大切な要素なのですが、たとえばトレンチコートやジャケットに合わせても違和感がないかどうかも大切にしました。

M:〈TOMORROWLAND〉は若干辛口な中に、少し遊び心や攻めているところがあるので、おしゃれ上級者の方が選びそうな色味のご提案もあり、私もやっていて楽しかったです。新しい〈MARIHA〉を発見できた気がしています。

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ーアーカイブから選んだものについてもおしえてください。

O:花柄などと対照的なグラフィカルなものがあったらいいなと思って。マラケシュに出張で行ったこともあり、そのエッセンスを感じるプリントをMarieさんに相談したら、いくつかご提案いただいて。その中から選ばせていただきました。色もマラケシュのマジョレル庭園のブルーをイメージしています。

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ー今回の素材はどんなものなのでしょうか?

M:日本の気候に最適なコットンです。ご自宅で洗っていただけますし、とても扱いやすい素材です。着心地がいいので、飛行機でも着られます。

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ーでは、詩的なアイテム名についておしえてください。

M:〈MARIHA〉のアイテムには、すべてストーリー性のある名前をつけています。商談をするときに、「このエンジェルのドレスください」とか、「この夜風のスカート良いですね」といった楽しい会話が生まれるのでは、という私なりの遊び心でもあります。あとは、ブランドとして大切にしているものづくりの背景や、それぞれのアイテムのストーリー、インスピレーションを名前で表現できたら良いなとも思っています。ワンシーズンで着られなくなるもの、というよりは皆様に長く愛していただけるスタイルを作っていきたくて。一つずつ大切に名前をつけています。

ー今回このコラボレーションのオススメの着こなし方をおしえてください。

M:1枚で着ていただいて、そこにお気に入りのジュエリーを合わせてみていただきたいです。足元はヌーディーなサンダルとか、カゴバッグを合わせるのも素敵ですね。

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ノースリーブだったらジャケットやシャツを羽織るのもいいと思います。

O:タウンユースなら、肌寒い日は、ジャケットと着ても素敵ですよね。わたしはインパクトのあるバングルとかを腕元に飾ってもいいかも。バカンスだったら大きなハットを被ったり。

M:カシュクールの「マドモアゼルのドレス」は、付属のリボンがついていて、ウエストマークできるようになっているんですが、あえてベルトループをつけていないので、手持ちのベルトに替えて合わせていただくこともできます。

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ーでは、Marieさんにとってのマイスタンダードとは?

M:私にとってファッションは、毎日をより幸せに生きる手助けをしてくれるもの。例えば、着ていると自身の気分が高揚して、心に余裕が生まれるようなものでしょうか。自分がポジティブになることで、周りの人達までも良い気分にしてしまう「幸せの循環」ができるといいなと思います。少しでも皆さんのハッピーな毎日のお手伝いをできるようなブランドでありたいと思っています。

ー最後にMarieさんにとっての〈TOMORROWLAND〉とは?

M:ベーシックで安心できるものから、最先端のものまで幅広く見られるお店というイメージがあります。こういうものに挑戦してみたいとか、気づきを与えてくれたり、ワクワク感がある場所です。




ITEM



バイヤー
大城 琴美  Kotomi Oshiro
TOMORROWLANDとSUPER A MARKETのバイヤーを兼任。
フェミニンなスタイルには、メンズライクなもので抜けをつくるのが得意。趣味は金継ぎ。
@oshiro_kotomi




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