
バイヤー
酒田 翼
トゥモローランド 渋谷店、ランド オブ トゥモロー 丸の内店でショップスタッフを経験した後にメンズカジュアルバイヤーへ。“エレガントなカジュアル”というものを日々探求しています。
2013.08.01
TOMORROWLAND × Casely-Hayford CAPSULE COLLECTION
2011年FWから取り扱いをスタートし、今秋冬で5シーズン目となる〈Casely-Hayford〉。
彼らとはシーズンを追うごとに着実に信頼関係を築き上げてきました。
半年に一度、翌シーズンの仕込みを兼ねて来日している彼らとは、その都度情報交換などでミーティングをしています。
来日の際に必ず出掛けるショップ巡り。
青山から渋谷界隈に抜けていく定番のコースの道すがら、気になるショップに立ち寄りつつ、好きなデザイン、気になるブランドなど洋服談義で盛り上がります。
もちろんマーケティングやリサーチも兼ねているのですが、大の洋服好きなケイスリー親子とは、脱線してしばしば趣味の洋服の話しになってしまうことも...。
彼らがいつも気にしているのは、東京というミックスカルチャーの発信源とそこに暮らす人々の着こなし。
服の出処やデザインを良い意味で裏切った着こなしやミックス感が新鮮に映るようです。
洋服、音楽、食、サブカルチャー、すべてが絶妙なバランスで共存する東京は、世界においても特異な場所だと語ってくれました。
同時に彼らは"CLASSIC"と"MODERN"が共存しているトゥモローランド 渋谷店を非常に気に入ってくれており、私自身も彼らのコンセプトである「伝統とその先」というフレーズには強く共感を覚えます。
そんな中、今シーズンスタートするカプセルコレクションの話が上がったのは必然でした。
1年前の商談の際、彼らから今回の話しを持ち掛けられました。
トゥモローランドのさまざまな店舗を回って歩き、それぞれの店が放つ空気感、そこにいる人、洋服、レイアウトすべてを見て、感じてもらいました。
頻繁なミーティングを重ね、デザイン、素材、色などトゥモローランドらしさをベースに、彼らの解釈と感性が見事に融合したコレクションピースがひとつひとつ出来上がっていきました。
デザイナーのチャーリーが大きな体を丸くして、ノートにびっしりミーティングの内容を記入していたのが記憶に残っています。
数か月後に上がってきたデザイン画はこちらの要求した以上のものでした。
デザイナーである父親のジョーは、ロンドンで200年を超える歴史をもつ名門〈GIEVES&HAWKS〉のディレクションを手掛けるなど、サヴィルローをランウェイに持ち込んだ第一人者です。
ファッション界のベテランならではの彼の冷静な目線とマーケティング力、そしてモデルやスタイリストとしても活躍し、ストリートやサブカルチャーにも精通する息子チャーリーの現代的な感覚とセンス。
"CLASSIC"と"MODERN"のふたつがこれだけうまく溶け込み、表現されたブランドは他にはないように感じます。
何よりも、真面目で誠実な人間性を持つ彼らとは非常に良い取り組みができたと感じています。
まもなくスタートする〈TOMORROWLAND×Casely-Hayford〉のカプセルコレクションをぜひ楽しみにお待ちください。
→TOMORROWLAND News「TOMORROWLAND×Casely-Hayford CAPSULE COLLECTION debut」
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